コンセプト

ダイニングキッチンのコーディネート

食事をするダイニングと、料理を作るためのキッチンが一緒になったのがダイニングキッチン。略称としてDKが用いられることも多いですね。今回はそんなDKのインテリアコーディネートについて考えていきましょう。DKを過ごしやすい空間にすることで家族の会話も自然と増えていきます。

まず注目したいのがキッチンからテーブルの距離でしょうか。さすがにキッチンと正反対の位置にテーブルを置く方は少ないと思いますが、キッチンからテーブルの距離が遠すぎると料理を運ぶのが面倒になってしまいます。途中に動きを邪魔する家具などが設置されていればなおさらでしょう。そのため、DKのテーブルはキッチンのすぐ近くに置くことが多いですね。キッチンカウンターすぐのところに設置したり、キッチンのすぐ後ろに設置する家庭もよく見かけます。ただ、あまりにも近いと料理の邪魔となるので注意してください。

DKがあまり広くない場合は、カウンターテーブルとカウンターチェアを用意することで空間に余裕を持つことができます。これなら料理を運ぶ手間もほぼないので楽でしょう。広めに空間がとりたい方は取り入れてみてください。もし理想的なサイズのカウンターテーブルが見つからない時には、ホームセンターで天板をカットしてもらい、それを現在のカウンターテーブルに固定するという方法もありますよ。


出典:http://eco-le.jp/articles/381
全体的な雰囲気は食事をとる場所ですのであまり奇抜にしすぎないように。たとえば、北欧風などは自然な木の温もりを感じられるため、DKにはぴったりだと思います。ナチュラルでシンプルなコーディネートを心がけましょう。

照明について

照明はやはりお料理が美味しく感じられることが大切。蛍光灯によく使われている昼白色よりも電球色(暖色)の方が望ましいです。それはなぜかというと、電球色は、陰影がはっきりし、物がくっきりと立体的に、また実際の色に近く見えるので、お料理が断然引きたち、美味しく見えるのです。また、落ち着いた温かみのあるダイニングだと、家族もリラックスできますね。元の照明が蛍光灯であっても、電球色のものに変えればOK。

照明を器具から選べるのであれば、好きなスタイルで、個性溢れるオシャレなダイニングにしましょう。
個人的にはペンダントライトが素敵だなと思います。デザイン性の高いものを1点つり下げるも良し、小さくてスタイリッシュなものを複数、並べてつるすも良し。このダイニングの照明器具は、どんな雰囲気を出したいかに大きく関るインテリアですね。