リビングのコーディネート

家族みんながくつろぐ場所がリビングです。テレビを見たり、おしゃべりしたり、家族みんなが集まる場所。リビングを上手に快適にインテリアコーディネートすることで、みんながリラックスできる空間を作りましょう。
また、リビングやダイニングのレイアウトを考える際に、ご自宅が縦長か横長かを意識しながら考え始めるとよいでしょう。

リビングのレイアウトの考え方

縦長リビングの特徴

窓際やバルコニーにリビングと洋室等が面していて、その奥にキッチンがあるタイプを「縦長リビング」と呼んでいます。使い勝手が良く自由にレイアウトを組むことが出来る点が特徴です。

・壁の面が広く、家具を配置しやすいです。
・リビングと洋室を一体化させることもでき、レイアウトの自由度が高くなります。
・キッチンが奥にあり、光が届きにくいです。
・リビングとダイニングやキッチンとの境界が曖昧になりがちです。

横長リビングの特徴

窓際にリビングが面している間取りを「横長リビング」と呼んでいます。窓に面しているので開放感がり明るい部屋作りがしやすいのが特徴です。

・キッチンまでの距離が短いので、キッチンが明るいです。
・リビング全体が窓と面しており、明るく開放感があります。
・窓が大きく壁が少ないため、家具の配置が少し難しいです。
・背の高い家具が使いづらいため、収納スペースを作り難いことがあります。

ソファ選びについて

リビングで最も大切なのはソファをどう配置するかです。たとえば、よく見かけるのがL字型になった配置。これはデッドスペースが少なく空間を有効活用できます。この配置は、一緒に座ったときに斜め前に相手の顔がくるので、心理学的に親密度が上がる座り位置だそうです。家族のだんらんやくつろぎのシーンにはぴったりですね。


出典:http://live-n-m.hatenablog.com/


これに対して対面型に設置すれば顔を見ながら家族で話すことが可能です。しかし、リビングのサイズによっては通路の確保が難しくなるかもしれません。広めのリビングなら、試してみてください。

出典:http://live-n-m.hatenablog.com/

この2つの中間としてコの字型の配置もあり、こちらは多くの人が座れることから大家族におすすめです。どの配置にするかはリビングの広さや形から考えると良いでしょう。

雰囲気作りについて

次に全体的な雰囲気作りも大切。北欧スタイルなら自然をモチーフとしたカーテンや優しい色の壁材をとりいれたり、アメリカンスタイルなら全体的にポップな雰囲気をとりいれたり。お子さんが小さいうちは、リビングで遊べるように一角にキッズスペースを設ける方法もあります。分かりやすいように一角にマットやカーペットを敷き、そこにおもちゃ箱などを置けばすぐにキッズスペースに変身です。少しごちゃごちゃしてしまうことが気になりますが、目も行き届きますし、家族の顔が見えると、お子さんも安心して遊べます。お子さんの成長、家庭の状況に合わせて、快適にしていきましょう。